パージェタ(一般名:ペルツズマブ(遺伝子組換え))について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のパージェタの添付文書、患者向医薬品ガイド、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。
総称名 | パージェタ |
一般名 | ペルツズマブ(遺伝子組換え) |
販売名(販売開始年月) | パージェタ点滴静注液420㎎/14mL(2013年9月) |
製造販売元 | 中外製薬株式会社 |
効能効果 | HER2陽性の乳癌 |
最新情報年月 | 2022年3月 |
主な副作用
重大な副作用
- 好中球減少症、白血球減少症
- Infusion reaction
- アナフィラキシー、過敏症
- 間質性肺疾患
- 腫瘍崩壊症候群
その他の副作用
(発現頻度 5%以上)
- 精神神経系:末梢性ニューロパチー(末梢性感覚ニューロパチー等)、味覚異常
- 消化器:下痢(38.7%)、悪心(16.1%)、嘔吐、口内炎、食欲減退、腹痛
- 皮膚:脱毛症(17.0%)、発疹(16.8%)、爪の障害(10.6%)、瘙痒症
- 血液:貧血
- その他:疲労(16.1%)、筋骨格痛(筋肉痛等)(10.3%)、無力症、粘膜障害(粘膜の炎症 等)、浮腫(末梢性浮腫、全身性浮腫、限局性浮腫)、関節痛
「その他の副作用」の中で5%以上の発現頻度を示しています。5%未満の症状についてはパージェタの添付文書(11.副作用 11.2 その他の副作用)でご確認ください。
ペルツズマブ(遺伝子組換え)
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。
副作用に対するセルフケア
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骨髄抑制
味覚障害
下痢
悪心・嘔吐
口内炎
食欲不振
脱毛
皮膚障害
だるさ・倦怠感
浮腫