抗がん剤情報

エストラサイト

抗がん剤情報

公開日:2020年4月18日

更新日:2023年7月1日

エストラサイト(一般名:エストラムスチンリン酸エステルナトリウム水和物)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のエストラサイトの添付文書、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。

総称名エストラサイト                   
一般名エストラムスチンリン酸エステルナトリウム水和物
販売名(販売開始年月)エストラサイトカプセル156.7㎎(1984年4月)
製造販売元日本新薬株式会社
効能効果前立腺癌
最新情報年月2022年9月

主な副作用

重大な副作用

  • 血栓塞栓症
  • 心筋梗塞、心不全、狭心症
  • 血管浮腫
  • 胸水
  • 肝機能障害、黄疸

その他の副作用

(発現頻度 5%以上)

  • 代謝異常:浮腫
  • 消化器:食欲不振 (23.2%)、消化不良
  • 乳房:女性化乳房(71.2%)

「その他の副作用」の中で、最も発現頻度が高い5%以上と頻度不明を示しています。5%未満の症状についてはエストラサイトの添付文書(11.副作用 11.2その他の副作用)でご確認ください。

エストラムスチンリン酸エステルナトリウム水和物
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。

副作用に対するセルフケア

「対処法をみる」ボタンをクリックすると、セルフケア方法と関連するアイテム・サービス情報を紹介しているページ(内部リンク)へ移動します。

参考文献・ウェブサイト
  • 添付文書2022年9月改訂(第1版)
  • PMDA 独立法人医薬品医療機器総合機構 エストラサイトの添付文書、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報が得られます。また、重篤副作用疾患別対応マニュアルでは、重大な副作用にある症状に関する情報が得られます。
エストラムスチンリン酸エステルナトリウム水和物
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。