リムパーザ(一般名:オラパリブ)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のリムパーザの添付文書、患者向医薬品ガイド、インタビューフォームの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。
総称名 | リムパーザ |
一般名 | オラパリブ |
販売名(販売開始年月) | リムパーザ錠100㎎(2018年4月) リムパーザ錠150㎎(2018年4月) |
製造販売元 | アストラゼネカ株式会社 |
効能効果 | ○白金系抗悪性腫瘍剤感受性の再発卵巣癌における維持療法 ○BRCA遺伝子変異陽性の卵巣癌における初回化学療法後の維持療法 ○相同組換え修復欠損を有する卵巣癌におけるベバシズマブ(遺伝子 組換え)を含む初回化学療法後の維持療法 ○がん化学療法歴のあるBRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の手術 不能又は再発乳癌 ○BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌 ○BRCA遺伝子変異陽性の治癒切除不能な膵癌における白金系抗悪性 腫瘍剤を含む化学療法後の維持療法 |
最新情報年月 | 2022年8月 |
主な副作用
重大な副作用
- 骨髄抑制
- 間質性肺疾患
その他の副作用
(発現頻度 10%以上)
- 消化器:悪心(53.2%)、嘔吐、下痢、食欲減退、味覚異常
- 全身:疲労・無力症
「その他の副作用」の中で最も発現頻度が高い10%以上を示しています。10%未満の症状についてはリムパーザの添付文書でご確認ください。
オラパリブ
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。
副作用に対するセルフケア
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骨髄抑制
悪心・嘔吐
下痢
食欲不振
味覚障害
だるさ・倦怠感