ブレオ(一般名:ブレオマイシン塩酸塩)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のブレオの添付文書、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。
総称名 | ブレオ |
一般名 | ブレオマイシン塩酸塩 |
販売名(販売開始年月) | ブレオ注射用5㎎(1969年2月) ブレオ注射用15㎎(1969月2月) |
製造販売元 | 日本化薬株式会社 |
効能効果 | 皮膚癌、頭頸部癌(上顎癌、舌癌、口唇癌、咽頭癌、 喉頭癌、口腔癌等)、肺癌(特に原発性及び転移性扁平 上皮癌)、食道癌、悪性リンパ腫、子宮頸癌、神経膠腫、 甲状腺癌、胚細胞腫瘍(精巣腫瘍、卵巣腫瘍、性腺外腫瘍) |
最新情報年月 | 2015年8月 |
主な副作用
重大な副作用
- 間質性肺炎・肺線維症
- ショック
- 出血
その他の副作用
(発現頻度 10%以上又は頻度不明)
- 皮膚:脱毛、皮膚肥厚、色素沈着、爪の変形・変色、皮膚の強皮症様変化、scratch dermatitis
- 消化器:食欲不振、悪心・嘔吐、口内炎
- 血液:貧血、血小板減少
- その他:発熱、倦怠感
「その他の副作用」の中で10%以上の発現頻度と頻度不明を示しています。10%未満の症状についてはブレオの添付文書(4.副作用 (2)その他の副作用)でご確認ください。
ブレオマイシン塩酸塩
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。
副作用に対するセルフケア
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脱毛
食欲不振
骨髄抑制
悪心・嘔吐
口内炎
だるさ・倦怠感