スチバーガ(一般名:レゴラフェニブ水和物)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のスチバーガの添付文書、患者向医薬品ガイド、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。
総称名 | スチバーガ |
一般名 | レゴラフェニブ水和物 |
販売名(販売開始年月) | スチバーガ錠40㎎(2013年5月) |
製造販売元 | バイエル薬品株式会社 |
効能効果 | ○治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌 ○がん化学療法後に増悪した消化管間質腫瘍 ○がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌 |
最新情報年月 | 2022年12月 |
主な副作用
重大な副作用
- 手足症候群
- 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群
- 劇症肝炎、肝不全、肝機能障害、黄疸
- 出血
- 間質性肺疾患
- 血栓塞栓症
- 高血圧、高血圧クリーゼ
- 可逆性後白質脳症
- 消化管穿孔、消化管瘻
- 血小板減少
その他の副作用
(発現頻度 10%以上)
- 消化器:下痢、食欲減退、口内炎、悪心
- 呼吸器:発声障害
- 皮膚:発疹
- その他:疲労、疼痛、無力症、体重減少、粘膜炎
「その他の副作用」の中で、最も発現頻度が高い10%以上を示しています。10%未満の症状についてはスチバーガの添付文書(11.副作用 11.2 その他の副作用)でご確認ください。
レゴラフェニブ水和物
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。
副作用に対するセルフケア
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しびれ
骨髄抑制
下痢
食欲不振
口内炎
悪心・嘔吐
皮膚障害
だるさ・倦怠感