イレッサ(一般名:ゲフィチニブ)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のイレッサの添付文書、患者向医薬品ガイド、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。
総称名 | イレッサ |
一般名 | ゲフィチニブ |
販売名(販売開始年月) | イレッサ錠250(2002年7月) |
製造販売元 | アストラゼネカ株式会社 |
効能効果 | EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌 |
最新情報年月 | 2022年3月 |
主な副作用
重大な副作用
- 急性肺障害、間質性肺炎
- 重度の下痢
- 脱水
- 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑
- 肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全
- 血尿、出血性膀胱炎
- 急性膵炎
- 消化管穿孔、消化管潰瘍、消化管出血
その他の副作用
(発現頻度 10%以上)
- 皮膚:発疹、そう痒症、皮膚乾燥、皮膚亀裂、ざ瘡等の皮膚症状
- 消化器:下痢
- 肝臓:肝機能障害(AST上昇、ALT上昇等)
「その他の副作用」の中で、最も発現頻度が高い10%以上を示しています。10%未満の症状についてはイレッサの添付文書(11.副作用 11.2 その他の副作用)でご確認ください。
ゲフィチニブ
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。
副作用に対するセルフケア
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味覚障害
下痢