ハイカムチン(一般名:ノギテカン塩酸塩)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のハイカムチンの添付文書、患者向医薬品ガイド、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。
総称名 | ハイカムチン |
一般名 | ノギテカン塩酸塩 |
販売名(販売開始年月) | ハイカムチン注射用1.1mg(2003年3月) |
製造販売元 | 日本化薬株式会社 |
効能効果 | 小細胞肺癌 がん化学療法後に増悪した卵巣癌 小児悪性固形腫瘍 進行又は再発の子宮頸癌 |
最新情報年月 | 2019年2月 |
主な副作用
重大な副作用
- 骨髄抑制
- 消化管出血
- 間質性肺炎
- 肺塞栓症、深部静脈血栓症
- 高度な下痢、腸管穿孔、腸閉塞
その他の副作用
(発現頻度 20%以上)
- 消化器:悪心・嘔吐(62.8%)、食欲不振(64.1%)
- 肝臓:ALT上昇
- 皮膚:脱毛
- 全身症状:発熱、易疲労感
- その他:ナトリウム減少、総蛋白減少、アルブミン減少
「その他の副作用」の中で最も発現頻度が高い20%以上を示しています。20%未満の症状についてはハイカムチンの添付文書(11.副作用 11.2その他の副作用)でご確認ください。
ノギテカン塩酸塩
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。
副作用に対するセルフケア
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悪心・嘔吐
食欲不振
脱毛
だるさ・倦怠感