ノルバデックス(一般名:タモキシフェンクエン酸塩)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のノルバデックスの添付文書、患者向医薬品ガイド、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。
総称名 | ノルバデックス |
一般名 | タモキシフェンクエン酸塩 |
販売名(販売開始年月) | ノルバデックス錠10㎎(1981年9月) ノルバデックス錠20㎎(1990年6月) |
製造販売元 | アストラゼネカ株式会社 |
効能効果 | 乳癌 |
最新情報年月 | 2023年5月 |
主な副作用
重大な副作用
- 無顆粒球症、白血球減少、好中球減少、貧血、血小板減少
- 視力異常、視覚障害
- 血栓塞栓症、静脈炎
- 劇症肝炎、肝炎、胆汁うっ滞、肝不全
- 高カルシウム血症
- 子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜増殖症、子宮内膜症
- 間質性肺炎
- アナフィラキシー、血管浮腫
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
- 水疱性類天疱瘡
- 膵炎
その他の副作用
(発現頻度 0.1%~)
- 肝臓:肝機能異常
- 生殖器:無月経、月経異常、性器出血、腟分泌物
- 消化器:悪心・嘔吐(5%以上)、食欲不振、下痢、腹痛等
- 精神神経系:頭痛、眩暈・めまい
- 皮膚:発疹、発汗、脱毛等
- その他:ほてり・潮紅、体重増加、浮腫
「その他の副作用」の中で発現頻度0.1%以上を示しています。頻度不明の症状についてはノルバデックスの添付文書(4.副作用 (2)その他の副作用)でご確認ください。
タモキシフェンクエン酸塩
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。
副作用に対するセルフケア
「対処法をみる」ボタンをクリックすると、セルフケア方法と関連するアイテム・サービス情報を紹介しているページ(内部リンク)へ移動します。
骨髄抑制
悪心・嘔吐
食欲不振
下痢
脱毛
ほてり・のぼせ