アルケラン(一般名:メルファラン)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のアルケランの添付文書、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。
総称名 | アルケラン |
一般名 | メルファラン |
販売名(販売開始年月) | アルケラン静注用50㎎(2001年6月) |
製造販売元 | アスペンジャパン株式会社 |
効能効果 | 下記疾患における造血幹細胞移植時の前処置 白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、小児固形腫瘍 |
最新情報年月 | 2021年9月 |
主な副作用
重大な副作用
- 感染症及び出血等
- ショック、アナフィラキシー
- 胃腸障害
- 重篤な肝機能障害、黄疸
- 心筋症、不整脈
- 間質性肺炎、肺線維症
- 溶血性貧血
その他の副作用
(発現頻度 1~5%未満)
- 腎臓: 腎機能障害(BUN 上昇、クレアチニン上昇等)
- 消化器: 食欲不振
- 過敏症:皮疹(斑状丘疹性 皮疹、蕁麻疹)
「その他の副作用」の中で、最も発現頻度が高い1~5%未満を示しています。1%未満の症状についてはアルケラン®の添付文書(4.副作用(2)その他の副作用)でご確認ください。
メルファラン
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。
副作用に対するセルフケア
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食欲不振
皮膚障害