抗がん剤情報

ロイケリン

抗がん剤情報

公開日:2020年8月4日

更新日:2023年6月11日

ロイケリン(一般名:メルカプトプリン水和物散)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のロイケリンの添付文書、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。

総称名ロイケリン                     
一般名メルカプトプリン水和物散
販売名(販売開始年月)ロイケリン散10%(1957年1月)
製造販売元大原薬品工業株式会社
効能効果下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解
急性白血病、慢性骨髄性白血病
最新情報年月2019年3月

主な副作用

重大な副作用

  • 骨髄抑制

その他の副作用

(発現頻度 頻度不明)

  • 血液: 出血
  • 肝臓: 肝障害、黄疸、AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇 等肝機能検査値異常
  • 腎臓:血尿、乏尿
  • 消化器 :食欲不振、悪心、嘔吐、潰瘍性口内炎、下痢
  • 過敏症:発疹、紅斑
  • その他:発熱、脱毛、膵炎

副作用に対するセルフケア

「対処法をみる」ボタンをクリックすると、セルフケア方法と関連するアイテム・サービス情報を紹介しているページ(内部リンク)へ移動します。

食欲不振

悪心・嘔吐

口内炎

参考文献・ウェブサイト
  • 添付文書 2019年3月改訂(第13版)
  • PMDA 独立法人医薬品医療機器総合機構 ロイケリンの添付文書、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報が得られます。また、重篤副作用疾患別対応マニュアルでは、重大な副作用にある症状に関する情報が得られます。
メルカプトプリン水和物
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。