タイケルブ(一般名:ラパニブトシル酸塩水和物)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のタイケルブの添付文書、患者向医薬品ガイド、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報等に基づいて、適用のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。
総称名 | タイケルブ |
一般名 | ラパニブトシル酸塩水和物 |
販売名(販売開始年月) | タイケルブ錠250㎎(2009年6月) |
製造販売元 | ノバルティスファーマ株式会社 |
効能効果 | HER2過剰発現が確認された手術不能又は再発乳癌 |
最新情報年月 | 2020年10月 |
主な副作用
重大な副作用
- 肝機能障害
- 間質性肺疾患
- 心障害
- 下痢
- QT間隔延長
- 重度の皮膚障害
その他の副作用
(発現頻度 10%以上)
- 胃腸障害:下痢、悪心、嘔吐
- 皮膚及び皮下組織障害:手掌・足底発赤知覚不全症候群、発疹、爪の障害、皮膚乾燥
- 全身障害及び投与局所障害:疲労
「その他の副作用」の中で、最も発現頻度が高い10%以上を示しています。10%未満の症状についてはタイケルブの添付文書(11.副作用 11.2 その他の副作用)でご確認ください。
ラパチニブトシル酸塩水和物
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。
副作用に対するセルフケア
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悪心・嘔吐
食欲不振
口内炎
下痢
だるさ・倦怠感
皮膚障害
骨髄抑制