コスメゲン(一般名:アクチノマイシンD)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のコスメゲンの添付文書、インタビューフォームの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。
総称名 | コスメゲン |
一般名 | アクチノマイシンD |
販売名(販売開始年月) | コスメゲン静注用0.5㎎(2013年1月) |
製造販売元 | ノーベルファーマ株式会社 |
効能効果 | 1. ウイルムス腫瘍、絨毛上皮腫、破壊性胞状奇胎 2. 以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法 小児悪性固形腫瘍(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍、 横紋筋肉腫、 腎芽腫その他腎原発悪性腫瘍) |
最新情報年月 | 2023年4月 |
主な副作用
重大な副作用
- 骨髄抑制
- アナフィラキシー、呼吸困難
- 肝静脈閉塞症
- 播種性血管内凝固症候群(DIC)
- 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necro(Toxic Epidermal Necrosislysis:TEN)、)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑
その他の副作用
(発現頻度 10%以上)
- 血液:白血球減少、血小板減少
- 消化器:悪心・嘔吐(56.0%)、食欲不振(51.5%)、口内炎
- 皮膚;脱毛、色素沈着
- 精神神経系:神経過敏
「その他の副作用」の中で、最も発現頻度が高い10%以上を示しています。10%未満の症状についてはコスメゲンの添付文書(11.副作用 11.2その他の副作用)でご確認ください。
アクチノマイシンD
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。
副作用に対するセルフケア
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骨髄抑制
食欲不振
悪心・嘔吐
口内炎
脱毛