抗がん剤などの治療により手足などにしびれの症状が出たら、まず担当医はじめ医療従事者に相談しましょう。ここでは、しびれに対する日常生活の中でのセルフケア方法のポイントと、関連アイテムを紹介します。
セルフケアのポイント
血行を良くする
- お風呂で体を温めたり、手袋や靴下を着用して体を冷やさないように心がけます。
- 手足を冷やしたり、冷たい物を触らないようにします。
ケガややけどに注意する
- 鍋やフライパンを直接つかまないように鍋つかみを使います。
- 炊事、洗濯、庭の手入れ等にはゴム手袋やガーデニング用手袋を着用します。
- 昇降は階段では手すりを使って、またエレベーター、エスカレーターを利用します。
- 靴は脱げにくく、素材の柔らかいものを選びます。サイズの合った滑らない靴底を選びます。
マッサージする
- マッサージで末梢神経を刺激し、症状を軽減します。
- 手を握る、開くの動作を繰り返します。
- ぬるめのお湯で入浴し、お風呂の中でしびれている箇所をやさしくこすらずにマッサージします。
補助具を活用する
- 自助サポート器具を活用します。例えば、調理器具では柄の角度が変えられてこの原理で切れる包丁やペットボトルや瓶の蓋はオープナーを利用します。食事では、すくいやすい皿や持ちやすい箸などの食器があります。
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