抗がん剤情報

フェマーラ

抗がん剤情報

公開日:2020年4月22日

更新日:2023年6月22日

フェマーラ(一般名:レトロゾール)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のフェマーラの添付文書、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。

総称名フェマーラ                     
一般名レトロゾール
販売名(販売開始年月)フェマーラ錠2.5㎎(2006年5月)
製造販売元ノバルティスファーマ株式会社
効能効果閉経後乳癌
最新情報年月2022年9月

主な副作用

重大な副作用

  • 血栓症、塞栓症
  • 心不全、狭心症
  • 肝機能障害、黄疸
  • 中毒性表皮壊死症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、多形紅斑
  • 卵巣過剰刺激症候群

その他の副作用

(発現頻度 5%以上)

  • 代謝及び栄養障害:血中コレステロール増加
  • 神経系障害:頭痛
  • 血管障害:ほてり
  • 肝・胆道系障害:AST増加、ALT増加、ALP増加

「その他の副作用」の中で、最も発現頻度が高い5%以上を示しています。5%未満の症状についてはフェマーラの添付文書(11、副作用 11.2その他の副作用)でご確認ください。

レトロゾール
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。

副作用に対するセルフケア

「対処法をみる」ボタンをクリックすると、セルフケア方法と関連するアイテム・サービス情報を紹介しているページ(内部リンク)へ移動します。

ほてり・のぼせ

参考文献・ウェブサイト
  • 添付文書 2022年9月改訂(第2版)
  • PMDA 独立法人医薬品医療機器総合機構 フェマーラの添付文書、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報が得られます。また、重篤副作用疾患別対応マニュアルでは、重大な副作用にある症状に関する情報が得られます。
レトロゾール
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。