「がん療養生活情報室」について

7月27日は「世界頭頸部がんの日」
7月27日は世界頭頸部癌学会(IFHNOS)が定める「世界頭頸部がんの日」です。世界各国では、この日に様々なシンポジウムやイベントが行われています。国内では、特定NPO法人頭頚部がん患者友の会が「つながり」をテーマに医療従事者や関係団体、患者会のメンバーが一堂に会したオンライン患者会を行います。

がん療養生活情報室は、療養生活の不安や悩みを解決するために役立つ情報をジャンル別で提供しています。

がんの診断後、がん患者さんやご家族はこれまで全く経験のない治療法や生活環境に直面します。それに伴い、副作用の対処法や利用できる公的支援制度・サービスなど、必要な情報が大きく変わります。

必要な情報は医療機関や本、インターネットなどから得られますが、関わるジャンルも様々で情報量も膨大ことから、自分に合った情報に出会えるまでには時間がかかるかもしれません。中には必要であっても知らずに取りこぼしてしまう情報がでてきてしまうかもしれません。

そのため、「がん療養生活情報室」は、そのような療養生活に必要で自分に合った情報を、時間をかけずに得られるプラットフォームサイトになることを目指しています。

さらに、標準治療の有効性の向上が期待できる方法として、日常生活の中で実践できるこころとからだをケアするための情報を、がん関連の論文など科学的根拠のある資料に基づいて紹介しています。

近年、日常生活の中で取り入れることができるレベルでのストレス管理や運動トレーニング、栄養管理の介入が、それぞれ免疫機能を高めることや生存率を改善するなどの臨床報告が増えてきました。

がんと診断された時、免疫はがんに対して抑制がかけられている状態です。その状況を逆転させるためには腫瘍を取り除いた後、免疫機能を回復させなければなりません。しかし、多くの標準治療は腫瘍を取り除くことを目的としていますので、免疫機能の回復と維持までには至りません。

免疫機能の回復・維持は、今のところ患者さん自身の日常生活でのこころの持ち方や行動様式に委ねられています。そのため免疫機能の回復・維持のカギになるのは、自分に合ったこころとからだのケアを見つけ、続けることです。

こころのケアでは、不安などのストレスの影響でさらに免疫機能を低下させないようにすることに最大の注意を払い、例えばカウンセリング(家族や友人、同じ患者さん同士との会話も含む)や、マインドフルネス、リラクゼーションなどを取り入れます。

からだのケアでは、代謝を促進し免疫機能を活発にさせるために、有酸素運動や筋トレなどの運動トレーニングや、筋肉量や筋力の向上に関わる栄養素を摂り入れるなどの食事管理を行います。

こころとからだのケアの実践には正しい知識と周囲からのサポートを得ることが必須です。そのため、「がん療養生活情報室」では、これらのケアについて、これまでの臨床試験の結果などを踏まえながら、実践方法や必要となる商品・サービス情報を提案しています。

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