アービタックス®(一般名:セツキシマブ(遺伝子組換え))について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のアービタックスの添付文書、患者向医薬品ガイド、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。
総称名 | アービタックス |
一般名 | セツキシマブ(遺伝子組換え) |
販売名(販売開始年月) | アービタックス®注射液100㎎(2008年9月) |
製造販売元 | メルクバイオファーマ株式会社 |
効能効果 | RAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌 頭頚部癌 |
最新情報年月 | 2022年9月 |
主な副作用
重大な副作用
- 重度のinfusion reaction
- 重度の皮膚症状
- 間質性肺疾患
- 心不全
- 低マグネシウム血症
- 重度の下痢
- 血栓塞栓症
- 感染症
その他の副作用
(発現頻度 10%以上)
- 全身症状:疲労、無力症
- 消化器:悪心、口内炎
- 皮膚/皮膚付属器:発疹(45.0%)、ざ瘡/ざ瘡様皮膚炎(44.5%)、皮膚乾燥、爪囲炎、そう痒症、皮膚亀裂
「その他の副作用」の中で、最も発現頻度が高い10%以上を示しています。10%未満の症状についてはアービタックス®の添付文書(11.副作用 11.2 その他の副作用)でご確認ください。
セツキシマブ(遺伝子組換え)
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。
副作用に対するセルフケア
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だるさ・倦怠感
悪心・嘔吐
口内炎
皮膚障害