障害年金は、病気やケガによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に、現役世代の方も含めて受け取ることができる年金ですが、がんになった場合でも申請することができます。国民年金・厚生年金保険の障害年金基準(平成29年12月改正)には「悪性新生物による障害」が含まれています。
障害年金に関する相談は、年金の種類で異なり、国民年金については日本年金機構や各自治体の担当窓口、厚生年金に関しては職場の担当事務所、共済年金に関しては職場の担当共済組合事務局でできます。またがん相談支援センターでも相談が可能です。
障害年金の種類
- 障害基礎年金(国民年金)
- 障害厚生年金(厚生年金)
- 障害共済年金(共済年金)
対象となる方
- 初診日のある月の前々月までの公的年金の加入期間の2/3以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
- 初診日において65歳未満であり、初診日のある月の前々月までの1年間に保険料の未納がないこと
問い合わせや手続き窓口
がん相談支援センター
全国約230か所の医療機関に設置しているがん相談支援センターで、がんに関する様々な情報が入手できます。サイト内の「がん相談支援センターを探す」(外部リンク)で、最寄りのがん相談支援センターの所在地が検索できます。
障害基礎年金(国民年金)
- 日本年金機構
全国市区町村の国民年金窓口は日本年金機構ホームページ内の「全国の相談・手続き窓口」(外部リンク)で検索できます。
- 独立行政法人福祉医療機構
独立行政法人福祉医療機構ホームページ内の「地域窓口」(外部リンク)で、全国各自治体の障害者福祉担当部署の所在地、連絡先が検索できます。
障害厚生年金(厚生年金)
- 職場の担当年金事務所
障害共済年金(共済年金)
- 職場の担当共済組合事務局