生活費のサポート

がん患者と身体障害者手帳制度

生活費のサポート

公開日:2020年4月24日

更新日:2022年8月13日

身体障害者福祉法に定める身体上の障害がある者に対して、都道府県知事、指定都市市長又は中核市市長が交付するものです。身体障害者手帳を交付されると、例えば、重度障害者の医療費の助成など、様々なサービスを受けられます。


スポンサーリンク

対象となる方

身体障害者福祉法別表(PDF)(外部リンク)に掲げる身体上の障害がある方

別表に定める障害の種類は以下の通りです。いずれも、一定以上で永続することが要件とされています。

  • 視覚障害
  • 聴覚又は平衡機能の障害
  • 音声機能、言語機能又はそしゃく機能の障害
  • 肢体不自由
  • 心臓、じん臓又は呼吸器の機能の障害
  • ぼうこう又は直腸の機能の障害
  • 小腸の機能の障害
  • ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害
  • 肝臓の機能の障害

がん治療で身体障がいが残る例

以下は、がん治療により対象の可能性のある障害の種類の一覧です。個々の事例については、お住まいの自治体窓口(障害者福祉課)にご相談してください。

がん種治療身体障害該当する障害の種類
頭頸部がん、舌がん喉頭部摘出声を出す機能を失った音声・言語・そしゃく機能障害
直腸がん肛門を摘出人工肛門(ストーマ)を造設したぼうこう又は直腸機能障害
膀胱がん膀胱を摘出人工膀胱(ウロストミー)を造設したぼうこう又は直腸機能障害
肺がん肺を切除呼吸機能が低下し、在宅酸素療法を行う呼吸器機能障害

相談・手続き窓口

  • 各市区町村の障害者福祉課
お近くの自治体障害者福祉課を探すには

各市町村の障害者福祉課等の所在地や連絡先は、独立行政法人福祉医療機構ホームページ内の「地域窓口」(外部リンク)で検索できます。