フルツロン(一般名:ドキシフルリジン)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のフルツロンの添付文書、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。
総称名 | フルツロン |
一般名 | ドキシフルリジン |
販売名(販売開始年月) | フルツロンカプセル100(1987年9月) フルツロンカプセル200(1987年9月) |
製造販売元 | 太陽ファルマ株式会社 |
効能効果 | 胃癌、結腸・直腸癌、乳癌、子宮頸癌、膀胱癌 |
最新情報年月 | 2019年1月 |
主な副作用
重大な副作用
- 脱水症状
- 急性腎不全
- 骨髄機能抑制、溶血性貧血
- 重篤な腸炎
- 重篤な精神神経障害(白質脳症等)
- 間質性肺炎
- 心不全
- 肝障害、黄疸
- 急性膵炎
- 嗅覚脱失
その他の副作用
(発現頻度 5%以上)
- 消化器:下痢
「その他の副作用」の中で、最も発現頻度が高い5%以上を示しています。5%未満の症状についてはフルツロンの添付文書(4.副作用(3)その他の副作用)でご確認ください。
ドキシフルリジン
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。
副作用に対するセルフケア
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骨髄抑制
下痢