抗がん剤情報

ヒスロン

抗がん剤情報

公開日:2020年4月21日

更新日:2023年6月24日

ヒスロン(一般名:メドロキシプロゲステロン)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のヒスロンの添付文書、患者向医薬品ガイド、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。

総称名ヒスロン                      
一般名メドロキシプロゲステロン
販売名(販売開始年月)ヒスロンH錠200㎎(2009年1月)
製造販売元協和キリン株式会社
効能効果乳癌
子宮体癌(内膜癌)
最新情報年月2022年3月

主な副作用

重大な副作用

  • 血栓症
  • うっ血性心不全
  • ショック
  • 乳頭水腫

その他の副作用

(発現頻度 0.1~5%未満)

  • 消化器:腹痛、悪心・嘔吐、腹部膨満
  • 全身症状:悪寒

「その他の副作用」の中で0.1%以上の発現頻度を示しています。頻度不明の症状についてはヒスロンの添付文書(11.副作用 11.2 その他の副作用)でご確認ください。

メドロキシプロゲステロン酢酸エステル
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。

副作用に対するセルフケア

「対処法をみる」ボタンをクリックすると、セルフケア方法と関連するアイテム・サービス情報を紹介しているページ(内部リンク)へ移動します。

悪心・嘔吐

参考文献・ウェブサイト
  • 添付文書 2022年3月改訂(第3版)
  • PMDA 独立法人医薬品医療機器総合機構 ヒスロンの添付文書、患者向医薬品ガイド、インタビューフォーム、くすりのしおりの情報を得られます。また、重篤副作用疾患別対応マニュアルでは、重大な副作用にある症状に関する情報が得られます。
メドロキシプロゲステロン酢酸エステル
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。