抗がん剤情報

ゴナックス

抗がん剤情報

公開日:2020年4月19日

更新日:2023年6月28日

ゴナックス(一般名:デガレリクス酢酸塩)について、独立法人医薬品医療機器総合機構公表のゴナックスの添付文書、インタビューフォームの情報等に基づいて、適応のがん種と副作用を中心にまとめました。一部の副作用については、そのセルフケア方法を当サイトの「副作用の対処法」で紹介しています。

総称名ゴナックス                     
一般名デガレリクス酢酸塩
販売名(販売開始年月)ゴナックス皮下注用80㎎(2012年10月)
ゴナックス皮下注用120㎎(2012年10月)
ゴナックス皮下注用240㎎(2019年6月)
製造販売元フェリング・ファーマ株式会社
効能効果前立腺癌
最新情報年月2023年3月

主な副作用

重大な副作用

  • 間質性肺疾患
  • 肝機能障害
  • 糖尿病増悪  
  • ショック・アナフィラキシー
  • 心不全
  • 血栓塞栓症

その他の副作用

(発現頻度 5%以上)

  • 注射部位:疼痛、硬結、紅斑、腫脹、そう痒感
  • 血管:ほてり、高血圧
  • その他:体重増加、発熱、倦怠感

「その他の副作用」の中で、最も発現頻度が高い5%以上を示しています。5%未満の症状についてはゴナックスの添付文書(11.副作用 11.2その他の副作用)でご確認ください。

デガレリクス酢酸塩
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。

副作用に対するセルフケア

「対処法をみる」ボタンをクリックすると、セルフケア方法と関連するアイテム・サービス情報を紹介しているページ(内部リンク)へ移動します。

ほてり・のぼせ

だるさ・倦怠感

参考文献・ウェブサイト
  • 添付文書 2023年3月(第2版)
  • PMDA 独立法人医薬品医療機器総合機構 ゴナックスの添付文書、インタビューフォームの情報が得られます。また、重篤副作用疾患別対応マニュアルでは、重大な副作用にある症状に関する情報が得られます。
デガレリクス酢酸塩
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。